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兵庫陶芸美術館と丹波篠山

JUGEMテーマ:旅行


 ふと、思い立って、田舎暮らしの情報を求めて、妻と車で大阪から1時間ほどの兵庫の篠山市を訪ねました。
 篠山市今田地域は丹波焼の陶芸の郷、たくさんの窯元があり、山のふもとに兵庫陶芸美術館という美しい美術館がありました。ちょうど「 ひょうごの古陶遍歴」という特別展が開催されていて、丹波焼(篠山市他)をはじめ、三田焼(三田市)や東山焼(姫路市)、κ疹董米遒△錣源圈法⊇仞仂董碧岡 市)など、全但バス株式会社の創設者である故田中寛氏が長年収集された兵庫県内産の室町時代から明治時代までの古陶磁約850点(田中寛コレクション)が展示されていました。
 妻は陶芸が好きなので、熱心に見ていましたが、私は値打ちがわからず、ほとんど退屈していましたが、美しい自然の中の美術館で過ごすひと時はとても気持ちのいいものでした。
 美術館を訪れた後、途中、自然薯庵という藁葺きの古民家を再生した手打ち蕎麦の店で遅い昼食をすませ、篠山城址のある市街地に行きました。こじんまりとした商店街もある静かな町で、背の高いビルなどがないのでとても見晴しがよく、空気もきれいでした。
 丹波篠山は里山や古民家再生の活動も行われ、温泉もあり、観光振興にも力を入れているようで、大阪から比較的近いので、また来てみたいと思わせる町でした。

白靴で陶芸の里歩きけり





自然薯庵という手打ち蕎麦の店に寄りました












古民家を再生した店内











蕎麦御膳も自然の味






pato * 美術 * 23:35 * comments(2) * trackbacks(0)

ルーシー・リー展

JUGEMテーマ:日記・一般

 妻が突然「ルーシー・リー展」に行こうというので、二人で中之島の東洋陶磁美術館に行きました。陶芸はやったことがなく、ルーシー・リーのことは全く知りませんでしたが、とても有名な陶芸家なのですね。土曜日の午後でしたが、多くの人々が鑑賞に訪れていました。
 入口の部屋で、20分ほどの彼女の貴重なインタビュー・ビデオが上映されていて、それを見てから入ると、ルーシー・リーがどんな人か、どんな作風かがつかめ、分かりやすかったです。
 ルーシー・リー(1902-1995)は、ウィーンのユダヤ人家庭に生まれ、後にイギリスに亡命。ロンドンに工房を構え、約70年間陶芸活動を続け、20世紀を代表する陶芸家になりました。編み針を使った掻き落としの手法や、釉薬の様々な試みが有名で、とてもモダンな作品で、とくに建築家に愛されたというのがうなずけます。
 全体に薄手で、形も色もとてもシンプル。それでいて、ユニークさや優雅さと品があります。デザインとしての陶芸が新鮮で、約200点の展示作品が飽きずに見られました。
 作品が売れず、キャベツばかり料理して食べていた時期があったということですが、自分の信念を貫き通した陶芸作家の映像や写真からは凛とした気品が感じられました・・。


ひたすらに器焼く背に冬銀河














pato * 美術 * 21:53 * comments(4) * trackbacks(0)

ルノワール

JUGEMテーマ:絵画

 妻の急な誘いで、大阪・中之島の国立国際美術館に「ルノワール」を見に行きました。美術館好きの妻は、自分の分の前売券だけはちゃんと買って持っていました。
 気のせいか、美術館に来る人は、上品そうな感じの人が多く、ゴールデンウィークということもありましたが、かなりの人出で、妻とは入ってすぐに離れ離れになりました。
 国内外の美術館から集めた風景画、人物画、静物画、彫刻の85点が展示されていましたが、ルノワールはやはり、人物画、裸婦の絵が一番いいですね・・。ユニークなのは、館内にX線と赤外線でルノワールの絵を分析するコーナーがあって、その分析によると、「水のなかの裸婦」は、女性の輪郭を太めに書き直している跡があって、モデルはもっと細かったのに太めにしたのではないか、とも。ルノワールはやはり豊満な女性が好きだったのかもしれませんね。
 それと、ルノワールの作品には水浴する女性の絵が多いですが、1890年代当時、女性が一糸まとわず、川などで水浴する習慣があったとは・・。
 ざっと見て回るだけで1〜2時間かかりましたが、絵画には疎い私でも、本物の持つ重さと迫力を感じました。また、松阪恵子さんによる音声ガイド(500円)が美しいナレーションと音楽でルノワールの作品と人生を語ってくれます。
 近くに住みながら、初めて行った国立国際美術館は建物自体がユニークで、地上部分は1階だけで、ほとんどポールのモニュメントみたいになっていて、展示室は地下2階、3階にありました。作品保存上からは、地下の方が適しているのでしょうか?
 急に訪れた初夏のような日和の中を、いつも急な妻の発案で、思いもかけずルノワールを見ることができました。

初夏の服着てルノワールに会いに行く





「ルノワールー伝統と革新」は6月27日まで国立国際美術館 大阪・中之島で。(月曜休館)








pato * 美術 * 19:46 * comments(0) * trackbacks(0)

異時異図 Japan展

JUGEMテーマ:絵画

 作品のタイトルとキャプションの英訳を担当させていただいた、安部修二さんのコラージュ作品「異時異図Japan」展を京都文化博物館に見に行きました。
 異なる時間と異なる空間を一枚の絵に描く絵巻物は、「伴大納言絵巻」など日本古来のものですが、「異時異図Japan」は関西の歴史を時空を越えて描いたまさに現代の絵巻物です。
 テーマは「関西歴史図絵」「洛中洛外四季図絵」「平城京地球遠望図絵」の3つに分かれていて、Macのillustratorを使って3年余の歳月をかけ、描いた細密画とも言える独特の絵はまさに圧巻。色ごとにまたコラージュする素材ごとにlayerを分けて作られたといいますから、一枚の絵に膨大なlayerが存在するわけで、気の遠くなるような労力をかけた渾身の力作と言えます。
 まさに作家精神とはそのようなものかと、作品を鑑賞しながら作家のお話を聞いて、ただただ、驚嘆、感心するばかりの一日でした・・。

「異時異図Japan」展は京都市中京区三条通り高倉の「京都文化博物館」5Fギャラリーで、4月11日まで開催。

絵に励みいつしか花の季節なり


京都文化博物館








pato * 美術 * 01:15 * comments(5) * trackbacks(0)

個展にて


 案内をいただいて、今から30年余前、広告制作会社で一緒に働いていた旧友のデザイナーの個展に行きました。作衣姿の懐かしい顔が美人の奥さんとともにそこにいました。
 旧友は、その後、若くして自分で広告制作会社を起こし、もう30年余も続いていて、著名企業の広告制作をし、会社も順調のようです。知らなかったのですが、その傍ら、づっと絵画や版画の制作もし、ニューヨークや韓国、中国でも個展を開いていました。今回の個展は、水彩やパステルなどを使った抽象画でしたが、外国での個展の時は独楽など日本の伝統文化をモチーフにした版画なども制作されています。
 あれから30年間、自分の志を貫いて、道を歩み続けている姿を見ると、今だに我が道のない私などはただただ感心するばかりです。
 当時の同僚たちのことにも話は及びましたが、ほんとうにあの頃は皆若く、オフィスで週に何度も徹夜しながら作品を作っていたものでした。そんな徹夜作業のオフィスには、なぜか小椋桂か井上陽水の曲が流れていました。
 そして、まだカラオケのない時代、週末には常連がそろって南森町にあった小さなピアノバーで、私たちと同世代の気のいいママのピアノで歌ったものでした。
 そう言えばあのママ、だいぶ昔に風の便りで、結婚して子供がいると聞いたけど、今頃どうしているのかなあ・・。

友といて釣瓶落としに秋暮れぬ

 
 
 

pato * 美術 * 20:46 * comments(2) * trackbacks(0)
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